冬の寒い時期…『これ、本当に自分の足!?』と思うぐらいの冷たさや、冷たくなりすぎて感覚がおかしく感じたりすることってありますね。”冷たいな”と思って足先を見ると、真っ白けっけなことも!元からの冷え性体質だから…
なんて!諦めないで!今日は、足先が冷えていると感じる時に、しない方がいいこと!そして、したほうが良い”3つのこと”を、ご紹介します!
足先の暖めすぎはNG!
寒いと、ついついストーブの前や、暖房器具のすぐ近くに足先を近づけてしまうもの…
だって、温かいんだもの!・・・ええ!分かります!すごく分かります。その気持ち!でも、ダメなんです。それをしてしまうと、余計に冷えます。筆者もそれを説明された時は本当にショックでした。
でも、確かにそうなんです!足が冷えて、寒い時、もちろん冷えすぎて辛い時、一時的に暖房器具のすぐ近くで温めるのは大切なのですが、常日頃から『冷え性だから』と言った理由で足先を温め過ぎていると、カラダはリバウンドのように、足先を冷やそうとしてきます。
暖房器具で足を温めると、足の表面の温度が上がりすぎてしまい、カラダは冷やそうとしてくるからです。人間は”ホメオスタシス”と言って、体が現在の状態を維持しようとする働きがあります。
そのため、冷えた足先を急激にカラダの外からの刺激で温めようとすると、カラダは元の冷えた状態に戻そうとしてしまい、余計に冷えてしまう可能性が大きくなります。
でも!暖めたい!だって!寒い!!・・・ええ。気持ちは本当に分かります。そこで!足を温かくするためのポイントをお伝えします!
足が冷えたら、お腹を温めましょう
足先が冷える原因は、色々ありますが、実はお腹が冷えていることが原因と言われることも多いです。お腹の中にある、大切な大切な”内臓器”が冷えてしまうと、熱を持っている血液は、生命に大切な内臓器をまず温めようとします。
お腹の中の内蔵器が冷え続けてしまうと、体温が下がり、人間は33℃の体温で意識を失い、幻覚が見え始めてしまう危険な状態となってしまうのです。
よく映画などで、雪山に遭難し『寝るなー』などのシーンが出てきますが、これも、内臓器の温度が下がり、意識を失ってしまっているに過ぎません。
つまり、何度もしつこいですが!内臓器の温度は大切なのです!カラダにとっては、足が冷えていようと、冷たかろうと、あまり重要視されません!それよりなにより!内臓を温めよう!という意識がカラダは高いのです!そのため、結果的にお腹に温かい血液がとどまり、足が冷えてしまうということに繋がってしまいます。
だからこそ!温かい飲み物を飲んで、腹巻をして、湯たんぽをお腹の上に置く!これが足先を温めるには実はとても重要なことになります!
”足ゆび”グーパーをしてみましょう
人のカラダの血管を繋ぎ合わせると、長さは『地球の2周半分』あると言われています。心臓から一番遠いところにある、足には中々温かい血液は巡ってきません。そして、足先は毛細血管が多く、毛細血管の細さは髪の毛の14分の1と言われています。
そして、カラダの太ももや、二の腕などに比べると足の筋肉はとても”ちいちゃく”て、血管の収縮力も弱くなりがちです。血液は、筋肉のポンプ作用によって、全身を巡ります。よって、足先の筋肉をよく動かすことで、ポンプ作用を上げることができ、結果的に血液も巡ってきやすくなります。
元々、私たちの足は、足でピアノを弾くことが出来るくらい、柔軟で多様性のある動きが出来る作りになっています。でも、まぁ、そうですよね。そんなことはしませんね…。オシャレな靴は硬いですもんね…。
しかし!現代の過ごしからにより、足先はドンドン動きを失い、ポンプ作用に必要な筋肉の柔軟性も失われてしまっているのです。
だからこそ!空き時間に5分!できれば、何分でも!足先の動きを出す、足のゆびでのグーパーをしてみてください!段々を続けていくうちに足先に血液が回って温かくなってくる感覚が分かりますよ♪
胃が空っぽの時間を作りましょう
またまた~!熱を作るためには、食べ物の力が必要不可欠でしょ!食べなきゃ駄目よ!・・・はい!その通りです。しかし、食べ過ぎはよくありません。食べ過ぎというよりも、間食でしょうか。
胃腸はその中に食べ物があると、結構な労力で働き続けます。胃腸が働くには血液が大切です。しかも、温かい血液がとっても大切です!そのため、胃腸の中に食べ物が常にあり、胃腸が消化活動をず~っとしてしまっていると、手足に回す余裕なんてありません。そのため、足先が冷えてしまうのです。
食べる量を減らして、胃腸を一度休ませることで、胃腸に回す血流量を減らし、手足先に回してもらえるようにしましょう。
いかがでしたか?実際にやろうとすると結構、面倒くさくなってしまいがちなことも多いですが、『もう!足先の冷えが、どうしようもない位ツライ!』時には、是非上記のことを実践してみてくださいね!身も心も懐も!ポカポカな冬を過ごしましょう。